最近のお子様の食べ物を見ると、加工することにより美味しくて軟らかくする傾向が見られます。あまり咬まないで　　　　　　　　　　　　飲み込んでしまい、咀嚼する事がおろそかになりがちです。積極的によく、咀嚼する習慣をつけることも、子育てを　　　　　　　　　　　　　しているお母様の大事な仕事になって来ました。

それでは、よく噛み、咀嚼する事によりどんな変化が起こるのでしょうか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　①唾液の分泌が促されて、食べ物の消化を助けます。

②唾液により、お口の自浄作用がおこり、お口が清潔で虫歯や歯肉炎が起こりにくくなります。

③食べ物と唾液が混ざることにより、味覚が向上していきます。

④お口のまわりの筋肉（咀嚼筋や表情筋）が発達して、咬む力（咬合力）がつき、

表情が豊かになり、情緒の安定にもつながります。

➄心身の総合的な成長や発育に大きな役割を果たします。

むし歯治療や予防は歯科医院の大事な仕事の一つですが、よい歯でよく咬み、健康で快適な日々を送られる　　　　　　　　　　　　　　　　ことを手助けをすることも、歯科診療の大事なことの一つであると思っております。